シェムリアップは広大な田畑に牛や水牛が草をはむのどかな田園地帯。アンコール遺跡は半径10キロメートル程の地域に、数十ヶ所にわたって点在しています。
遺跡までは、市内から
8キロメートルもあるので、車で移動しながら見学します。遺跡地域では食事をとれる場所がないので、すべて半日単位の観光コースになっています。丸3日あればひと通り見学できることになります。
遺跡地域は保護区となっており、遺跡に通じる路上数カ所に設けられたチェックポイントにて入場料を払わなければなりません。
入場料
1日券 US$20,00
3日券 US$40,00
1週間券 US$60,00
有効期間中は何度も出入りできます。
<半日基本コース>

シーズンによってはトンレサップ湖への道が通行止めになることがある。


アンコールワット Angkor Wat  MAP
アンコールワットは1.3km×1.5kmの濠に囲まれ、中央塔の高さは65メートル。ヒンドゥー教の寺院として建設されましたが現在は仏教寺院に改宗され、カンボジアのシンボルとなっています。夜明けのアンコールワットはシルエットとなり、日没時には夕日に赤く染まります。付近にあるプノン・バケン(バケン山)からは、アンコールワットを眼下に見下ろすことができ、サンセット観光の人気スポットになっています。
建築年代:12世紀中頃
建築者:
スーリヤヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教(ヴィシュヌ派)
様式:アンコールワット様式

第一回廊のレリーフ(特にラマヤーナ物語の部分)はアンコール遺跡の中でももっともすばらしい。
2千体に及ぶ女神のレリーフはどれもポーズや髪型が異なる。(上図参照)※西正門からワットをみる
サンライズツアーは、シルエットになった5つの塔が格別美しい。

プノン・バケン Phnom Bakeng MAP
アンコールワットの北西にある75メートルほどの山。アンコールトムができる前の都ヤショダラプラはこの山を中心としていました。今でも頂上には9世紀頃の遺跡が残っています。見晴らしがよく、サンセットや夕日に染まるアンコールワットをみるには最高の場所。
有料(片道US$15.00 往復US$20.00)で象に乗って登ることもできます。
建築年代:900年頃
建築者:
ヤショヴァルマン1世
信仰:
ヒンドゥー教
様式:
バケン様式

アンコールトムの遺跡 MAP
アンコールトムは一つの寺院ではなく、クメール王国の最盛期に建設された城塞都市です。周囲は3キロ四方の堀と城壁に囲まれており、観世音菩薩の巨大な顔が彫られた5つの城門が外部へ通じています。中心には観世音菩薩の顔が彫られた49の塔がそびえるバイヨン寺院がかつてのアンコール王朝の威容を今に伝えています。
南大門 South Gate バプ−オン Baphuon
建築年代:12世紀後半
建築者:
ジャヤヴァルマン7世
信仰:
大乗仏教
様式:バイヨン様式
建築年代:1060年
建築者:ウダヤディティヤヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:バプ−オン様式
ピミヤナカス Phimeanakas ライ王のテラス Terrace of Laper King
建築年代:1000年頃
建築者:ラ−ジェンドラヴァルマン2世、スーリヤヴァルマン1世
信仰:ヒンドゥー教
様式:クリヤン様式
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
象のテラス Elephant Terrace プラサット・スープラ Prasat Suol Prat
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
クリヤン Khleang プリヤ・ピトゥ Preah Pithu
建築年代:10世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン5世
信仰:ヒンドゥー教
様式:クリヤン様式
建築年代:12世紀前半
建築者:不明
信仰:ヒンドゥー教
様式:バイヨン様式
テップ・プラナム Tep Pranam プリヤ・パリライ Preah Palilay
建築年代:10世紀前半
建築者:イーシャナヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:バケン→コ−ケ−様式
建築年代:12世紀前半
建築者:不明
信仰:ヒンドゥー教
バイヨン Bayon
観世音菩薩の顔が彫られた塔が林立するアンコールトムの都の中心的寺院。
当時の生活を描いた回廊の彫刻も素晴らしい。


建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式

小回りルートの遺跡 MAP
アンコールトムの王城から東に向かうこのルート沿いには、熱帯の樹木によって破壊されつつあるタプロム寺院や未完成におわったタケウ、王専用の巨大な沐浴の池スラ・スランなどの有名な遺跡が点在しています。
トマノン Tommanon チャウサイテヴォダ Chau Say Tevoda
建築年代:12世紀中頃
建築者:スーリヤヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:アンコールワット様式
建築年代:12世紀中頃
建築者:スーリヤヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:アンコールワット様式
タ・ケウ Ta Kaev タ・プロム Ta Prohm
建築年代:1000年頃
建築者:ジャヤヴァルマン5世
信仰:ヒンドゥー教
様式:クリヤン様式
建築年代:1186年
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
バンテアイ・クディ Banteay Kdey スラ・スラン Sra Srang
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
プラサット・クラヴァン Prasat Kravan
建築年代:921年
建築者:ハルシャヴァルマン1世
信仰:ヒンドゥー教
様式:バケン→コ−ケ−様式

大回りコースの遺跡 MAP
アンコールトムの北門を抜けた先には、聖なる剣が納められていたというプリヤカーン、アンコール時代の療養所の跡であるニャクポアン、死者の転生の儀式をおこなったといわれるプレループなど個性ある遺跡が点在しています。
プリヤ・カーン Preah Khan ニャク・ポアン Neak Pean
建築年代:1191年
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
タ・ソム Ta Som 東メボン East Mebon
建築年代:12世紀後半
建築者:ジャヤヴァルマン7世
信仰:大乗仏教
様式:バイヨン様式
建築年代:952年
建築者:ラージェンドラヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:コ−ケ−→クリヤン様式
プレ・ループ Pre Rup
建築年代:961年
建築者:ラージェンドラヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:コ−ケ−→クリヤン様式

ロルオス遺跡群 MAP
シェムリアップの東約13キロメートルにある9世紀末のハリハラーラヤプラの都跡に残るアンコール時代初期の遺跡。レンガ造りの建物の保存状態は良くないですが、砂岩の門柱に貴重な碑文がよく残されています。
バコン Bakong プリヤ・コ− Preah Ko
建築年代:881年
建築者:インドラヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:ロルオス様式
建築年代:879年
建築者:インドラヴァルマン1世
信仰:ヒンドゥー教
様式:ロルオス様式
ロレイ Lolei
建築年代:893年
建築者:ヤショヴァルマン1世
信仰:ヒンドゥー教
様式:ロルオス様式

バンテアイ・スレイ周辺
東洋のモナリザと称される女神像をはじめ、精密な彫刻はアンコール遺跡随一と称えられるバンテアイスレイ、アンコールワットと同時代のバンテアイサムレは大回りコースから更に北東に車で30分。雨季は道路が不通になることがあるので注意。
バンテアイ・スレイ Banteay Srei
アンドレ・マルローが盗み出そうとしたという「東洋のモナリザ」と賞される女神像で有名な寺院。
建物全体を飾る深く精密な彫刻は必見。
バンテアイ・スレイの意味は「女の砦」。


建築年代:967年
建築者:ラージェンヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:バンテアイスレイ様式
バンテアイ・サムレ Banteay Samre
建築年代:12世紀中頃
建築者:スーリヤヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:アンコールワット様式

西バライ Western Baray
建築年代:11世紀後半
建築者:ウダヤディティヤヴァルマン2世
信仰:ヒンドゥー教
様式:バプ−オン様式

旧市場(プサ・チャ) Old Market MAP
旧市場が改装され、お土産物屋コーナーも充実。
食料、雑貨の市場が早朝から賑う。

トンレサップ湖周辺 Tonle Sap
シェムリアップ市内より車で約30分。但し、雨期は1時間〜1時間半位かかることもあります。湖畔には漁業を営む水上家屋が並ぶ。遊覧船で漁村周辺を巡ることができる。
プノンペン行きのスピードボートもここの船着場から出発。

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